徹底したドナーの安全管理―セーフティボックス
ドナーの皆様が常に安全な献血レベル状態にあることは、優先されるべき重要な点です。「トリマ アクセル」は、ドナーの安全性を最優先に考えています。システムには、各ドナーの生理に基づき採取を行うという、ドナーの皆様のための安全技術という概念が反映されています。
各血液センターでは下記項目において、セーフティボックスの制限値を設定します:
- 採取された血液量
- 献血後の血小板値
- 献血後のヘマトクリット値
- 採血時間
これらの境界線内で、セーフティボックスは、どの手順なら安全に採取できるか決定を下します。
一旦ドナーにつながれると、「トリマ アクセル」はどの手順が適切であるかを自動的に決定します。制限値を超過する成分の組み合わせは、手順の選択画面に表示されません。オペレーターが安全な手順を選択することにより、採血目標により到達しやすくなります。
セーフティボックスの他にも、体外循環量の制限、AC注入率の管理(抗凝固剤管理)等、様々な側面からドナー様の安全を守っています。
体外循環量が少ない(最大196mL)
前述のとおり、少ない血液量で効率良く成分分離が可能な「トリマ アクセル」の構造が、ドナー様にとっての安全性を確実なものにしています。
ご注意
このページは、医療従事者の方を対象に、テルモBCTが販売する医療機器の情報およびその関連情報をご提供することを目的としております。