Sign In
Elutra®

​​​Elutra® Cell Separation Systemは、従来の遠心分離をベースとした血液成分分離装置(細胞を主に比重によって分離する)とは、異なる動きをします。エルトラは、代わりにカウンターフローエルトリエーションによって細胞を分離します。



カウンターフローエルトリエーションのしくみ

「Elutra®」は、細胞層の遠心力場を通じて液体を押し出し、細胞をサイズと比重により分離します。遠心力の方向とは逆方向に、制御された速度で液体を流すことにより、細胞のサイズ順(小から大)に順序立てて採取されます。


なぜエルトリエーションが必要なのか?

1本の試験管内の血液は、各細胞の密度(比重)により、遠心分離機によって下記のように分離されます。


  • 赤血球(液体中の全ての細胞中で最も密度が高い)が、試験管の底部に沈殿します。
  • バフィーコート層には血小板、単核球、リンパ球、顆粒球の混合物が含まれており、これらの細胞密度は非常に近く、試験管の中央付近に分離されます。
  • 血漿といくらかの血小板(重力による)が、試験管の上層部に上がってきます。

バフィーコート層に存在する特定の細胞を、どのように分離するのか?

細胞の密度のみに基づいて単核球を分離するのは、困難です。細胞の大きさの範囲は、血小板の2マイクロメートル以下から顆粒球の15-18マイクロメートル以上にまで及びます。

細胞の大きさと密度(比重)の両方を分離係数として用いることにより、従来の遠心分離以上に細胞分離の分解能が上がります。「Elutra®」は、第1に細胞の大きさ、第2に密度(比重)により、細胞集団からさらに限定された細胞分画へと分離します。